上館 跡

所在地:仙台市太白区秋保町馬場

上館 跡この館は秋保氏15代盛房の弟、馬場盛義が馬場村へ分地された際に築いた山城で、 孫の定重が豊後館へ移住するまで利用された。 国分氏(青葉区)へ通じる芋峠と大雲寺峠の2本の峠の起点に当たる高台に位置する山城で、 登り口には空堀や土塁が設けられている。 やはり廻りが切り立った崖の天然の要害の弛に立地しているとともに、 本家「楯山城」と連携しながら、敵の侵入に備えていた。 館跡には、豊後館への移転の後に建てられた愛宕神社が祀られている。


上館 跡


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