【秋保・里センター情報】
仙台の伝統的な門松を設置しました!
今回、里センターの正面玄関に設置した仙台の伝統的な門松は、かつて仙台城や城下町などに飾られていました。これは、明治時代後期以降、徐々に数を減らし続け、第二次世界大戦後に激減したと言われています。この「仙台の伝統的な門松」は、東日本大震災後、仙台市博物館学芸員の方々が古文書を研究し復元したもので、これまで、仙台の歴史や文化を幅広く紹介する施設「仙台歴史ミュージアムネットワーク(歴ネット)」の数施設で展示されてきましたが、三年前より「一般社団法人心のふるさと創生会議(仙台市)」の皆さんが中心となり、郷土の伝統的な門松の復活・普及を願うプロジェクトを始めました。今では賛同する市内の企業、施設も増え、新春の仙台で藩政時代の面影を見ることができるようになりました。今回初めて当センターでも先人が築き上げた文化を伝えるために、この「仙台の伝統的な門松」を飾ることになりました。藁や松、竹、栗材の提供、ケンダイと呼ばれる注連縄の綯い方など、様々な方のご協力・ご指導のもと、職員が手づくりしたものです。門松は1月14日(金)午前中まで設置しています。お立ち寄りの際はぜひご覧下さい。