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秋保の「今」がわかる!

めがね橋(旧小滝沢橋)

めがね橋(旧小滝沢橋)

【あきう情報】
美しいのは桜の時期だけど、
この時期の寂しい風情も歴史を感じさせる「めがね橋(旧小滝沢橋)」

「めがね橋」と呼ばれているように半円を2つ並べた形をしているこの橋。川の水量が少ないため水面に映りこむ事はなく、眼鏡のようには見えませんがニュアンスは伝わるかと思います。戦前の昭和14年(1939年)に建造された旧小滝沢橋は、橋長20.8m、幅4.5mの宮城県内では珍しい石造りのアーチ橋で、仙台市秋保・馬場の四ツ釜山と柳沢山を水源とする芋生川に架けられています。

石材は近くの石ケ森から採掘された秋保石を使用しています。建造時には、馬場小学校の校庭に実物大の図を描き関係者に説明した事や、石材を運搬する馬が2,3頭倒れたというエピソードが伝えられており、当時の馬場地区の住民が力を合わせて造りあげた事がうかがわれます。

秋保湯元温泉街から車で約10分、県道62号線を利用して秋保大滝へ行く途中に、新しく架けられた小滝沢橋の右手に見えてきます。現小滝沢橋のたもとに眺める事が出来るスペースがありますので、そこから「眼鏡橋」を堪能して下さい。駐車場等はありませんので、ご注意を!(仙台市指定有形文化財)

Facebook秋保温泉郷観光案内所

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テーマの著者 Anders Norén