里センタースタッフブログ

秋保の「今」がわかる!

秋保・里センターの時代雛!

2週続けての大雪で大変な日本列島ですが、また南岸低気圧の予報が出ていますね(泣)…ここ秋保も例年にない積雪。ようやく国道など大きな道路は除雪が進みましたが、一歩町内の細い道に入るとまだたくさんの雪が残っています。地域の皆さんも、雪かきで疲れているようです。各地で車の立ち往生や通行止め・停電・配送の遅れなどが発生しています…ブログをご覧の皆様の地域は大丈夫でしょうか?被害に遭われた方々には、心よりお見舞い申し上げます。

 

さて、先週(これまた大雪でしたね…)から始まった「第13回・手づくりおひな様展」も1週間が過ぎましたが、現時点で2,400人ものお客様がご来場になっています。大雪の日も、足元の悪い中お出で下さった方もいらっしゃり、本当にありがたいことと思っております。3/23日(日)まで開催しておりますので、ぜひご来館下さいね!

時代雛展京都の内裏雛や官女など

 

 

 

 

展示ケース京都・丸平の雛

 

 

 

 

有職造花の花車白木製・源氏枠雛御殿

 

 

 

 

 

 

本日は「手づくりおひな様展」の期間に同時開催(秋保温泉郷観光案内所が入っている展示棟です)している「時代雛展・江戸から昭和のおひな様」をご紹介します!

江戸期・男雛江戸期・女雛

 

 

 

 

昭和の京雛

嶋台官女堤子(ひさげ)官女

 

 

 

 

有職造花の松竹梅嶋台・おぼこ人形『翁』愛くるしい御所人形

 

 

 

 

 

江戸時代後期(幕末頃)~昭和・近年に作られた内裏雛や三人官女・五人囃子・雛道具・雛御殿を、職員が調べた一般的に言われている“謂れ”や“歴史”を交えて展示しております。見学されているお客様は「へぇ~!そうなんだぁ~◎」とか「知らなかった~!」など、楽しく&興味深げに鑑賞されています。今回は、展示会場の様子とおひな様の面相(表情)をご覧下さい。

面庄(京人形頭師)の男雛面庄(京人形頭師)の女雛

 

 

 

 

 

実物を見ると、現代の雛人形では絶対に出せない、時代を経た人形ならではの“艶やかな胡粉の照り”や“豊かで多彩な表情・仕草”を間近で感じ、穏やかな気持ちになると思います。仙台市内でこれだけの雛人形が見られる所はない⁈と自負しております(汗…)。

直衣男雛立像袿単女雛立像

 

 

 

 

 

さらに、3月1日(土)~8日(土)の期間に特別展示として、京都で二百数十年も続く老舗・丸平大木人形店で大正時代に作られた段飾り(五世大木平蔵作)と、貴族の平服であった“直衣(のうし)”と“袿単(うちきひとえ)”の姿に仕立てられた立像(上記画像の立ち姿の雛人形・七世大木平蔵作)を展示致します。他の追随を許さず、都の伝統を守り続けてきた人形店ならではの逸品ですので、こちらも是非お見逃しなく‼

たくさんのご来館をお待ちしております。

 

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テーマの著者 Anders Norén